疲れないために

”理想の人と自分との差に落ち込む”

そんな時ありませんか。

そして理想の自分像、憧れの人に近づこうとするほど疲れてしまいませんか。

私にはロールモデルがいます。そしてその人の温厚で優しさで溢れている部分が理想の自分像の1つです。

そして、何か自分が行動を起こさなければいけなくなったとき、「ロールモデルのこの人だったら、こういう時はこうするんだろうな」と考えて、いくら自分がやりたくないことでも、理想に近づきたくて優しく思われる方を選んでしまい、とても疲れてしまうことがあります。

みなさん、そういう経験が1度はあるのではないでしょうか。

普段であれば、理想の自分を意識して行動することは理想に近づけているような気がして嬉しくなると思います。

しかし自分が辛いときは、自分の気持ちと理想の自分がうまく合わずに疲れてしまいませんか。

自分の気持ちをとれば、「自分は一生理想に届かないんだな」と思ってしまい、理想をとれば、ただ自分の心が削られていくような気持ちになってしまいます。

どうしたら疲れ切らずに理想に近づけるのかと悩みました。そして私なりの答えが出てきました。

ロールモデルと私の歩く場所は、昔も今も未来も全く違う。

そして自分の持つ長所も違う。

だから自分がこれから歩む道の中で、自分の長所を生かしながら理想へ近づいていけばいい。

そう考えるようになりました。

目指す先に理想形があったとしても、その過程で自分だけの長所を手放してはいけないと思います。

理想形の中に磨きをかけた自分の長所も含めて考え、つまずきそうなときは、まずロールモデルを思い出すのではなく、自分の長所の活かし方を考えて自分を大事にしよう、

そう思えば心の重荷が少し軽くなると感じました。

例えば、私の長所は真面目なところです。

そのためつまずきそうなとき、優しさのある対応をしなければという考えは消して、真面目に1つ1つとぶつかろうと思います。そしてその経験から、他人のことも自分のことも考えられるようになり、優しくなれるのではないかと思います。

これが私は無理をしすぎて倒れることなく、理想に届く方法だと感じています。

自分の長所を生かし、自分らしく頑張りませんか。

[Ⓐ’s blog no.7]