最強の助っ人

みなさんにとってアルバイト、インターン生とはどのような存在ですか?

調整の自由が利きやすい助っ人、労働力になる学生たちと考える人が多いと思います。

私はその考えに加えて【会社に変化を与えられる】存在だとも思います。その理由はアルバイト、インターン生は、ほかの会社員にはない重要な特徴を持っているからです。みなさん、その特徴とは何だと思いますか?

それは

①社会経験が少ない、慣れがない

②進退に自由が多い、解雇への不安が会社員に比べ比較的少ない

③様々な情報が共有されている

の3つだと思います。(③には個人差があると思います)

そして私はこのような特徴を持つ人にアンケートをとることで【会社に変化を与えられる】と思います。

突然ですが、皆さんは客観的な自分の勤め先の内部の評判を知っていますか?また各地に展開している会社であれば、店舗ごとの内部の評判を知っていますか?

口コミなどで外部からの評判は得られていても、内部の評判まで知ることはやはり難しいのではないでしょうか。

加えて内部の評判に客観性を求めるとなると、自分の知っている内部の評判には少なからず主観が入ってしまっていると思います。

しかし職場の内部の状態を知らなければ、改善の必要性に気づけないまま、社員の離職率上昇を招く可能性があります。

そのようなときに【会社に変化を与えられる】存在であるアルバイトなどの力を借りてみませんか?

アルバイトなどは社員と違い、先ほど挙げた特徴を持っており、【 客観的に見た職場の内部の評価 】を唯一伝えられる立場にいると思います。

そのためアルバイトなどに職場の第一印象、働き始めて感じた職場の雰囲気を匿名で答えてもらい、内部の状態を知って改善するのはどうでしょうか?

ではなぜ先ほどの3つの特徴が 【 客観的に見た職場の内部の評価 】を唯一伝えられるということにつながるのか、私の考えを挙げてみます。

まず①の社会経験、慣れの少なさはより客観性を高める要素だと思います。

みなさんは慣れによって妥協してしまっていませんか?また付き合いが長くなっていくほどほかの社員の性格の把握ができてきて、理解しようとする部分が多くなってはいませんか?

これは良いことであるとも思いますが、いつか大きな負担になるかもしれません。

そこで完全な外部の人がその部分を客観的に見ることによって、妥協し・理解して良い部分とダメな部分のボーダーラインが明確になるのではないでしょうか。

社員の性格を知らないから気づくこと、言えることも多いと思います。もちろん社員とは会社内での関係性を維持する必要度が異なるため、②の条件を満たすアルバイトなどがこのような役には最適だと思います。

社員の性格を知らないから気づくこと、言えることも多いと思います。もちろん比較的長期的な雇用が多い社員にとって、会社の中での関係性の維持は重要となるため、②の条件を満たすアルバイトなどがこのような役には最適だと思います。

また③は個人にもよりますが、かなり大きな力になると思います。

例えばアルバイトの評判を調べると、企業全体についての評判は得られても各店舗の情報は少なかったりします。そういう時に学生たちがアルバイト先の環境を知るためにしていることは「友達同士での情報交換」です。

お互いのアルバイト先の情報を交換することで表からでは見えない部分を知れ、限定された店舗の情報も簡単に得ることができます。

このような学生などの間でしか共有されていない評価、世代間で違う評価も、アンケートをとることで認識できるようになると思います。

何かを変えるには、多くの意見が必要だと思います。しかし意見を出す立場に偏りがあっては、アイデアにも偏りができると思いませんか?

もしも今、会社の内部だけ、世の中の会社員だけではなく、アルバイト、インターン生や、学生など、幅広い世代、立場の人の意見を取り入れられる環境があるのならば、ぜひその人たちを活用してみてはどうでしょうか?

また既にこのような方法を取り入れている会社は、さらにその意見の幅を広めて、会社の変化へつなげてみるのはどうでしょうか?

世代、立場が違うからこそ感じられる意見が【会社に変化を与えられる】のではないでしょうか?

[Ⓐ’s blog no,2]