思ったままに

みなさんは、普段から幸せを感じたときに、「幸せだ」と言葉にしていますか。

私は「自分は幸せだ」と言葉にできる人はとてもかっこいいと思います。

なぜなら、幸せだと自分自身で感じられて、それを堂々と言えるということに、心から自分の幸せを大切にしようと思っていると感じるからです。

そして感情を言葉にすることによって、単純に「幸せだ」と言うことで、言った本人が更に幸せを実感できると思います。更に、その発言によって「幸せだ」と言った人の周りの人たちは、自分の大切な人が幸せを感じていることに自分も幸せを感じられると思います。

ところで、普段から「幸せだ」と言葉にしていても、「今日は本当に幸せだなあ。だけど明日にはこれをしないといけない…」という言葉回しをしている人はいませんか。

私は「幸せ。だけどあれもしないと…」とよく言ってしまいます。なぜならここで幸せとだけ言ってしまえば、調子に乗ってしまいそのあとのことで失敗してしまうかもしれないと思うからです。

でも本心は、この人は幸せなことだらけなんだな、と人から思われることが少し嫌だからという理由が強いと思います。他の人が苦労をしていたら、自分も苦労をしていないと後ろめたい気分になるからだとも思います。

しかし、今は「幸せ」という言葉の後に「だけど…」という言葉は付け加えるべきではないと思っています。

「だけど…」の部分=誰にでもどうしようもならないこと、気が進まないことは当然あります。しかしその前の「幸せ」は誰にでも感じられるわけではないものです。自分にとっては幸せだと感じられることが、他人にとっては当たり前で、幸せだとも感じられないことかもしれません。だからこそ自分の中でその幸せが当たり前にならないために、 否定的な言葉を後から付け加えずただ感じた幸せを「幸せだ」と言葉にするべきだと思います。

私たちが幸せを感じられること、それは当たり前のことではありません。今まで感じていた幸せを、感じられなくなる瞬間がいつ来るかはわかりません。だからこそ否定的なことは別にして、ただ感じた幸せを素直に言葉にしてみませんか。

[Ⓐ’s blog no.12]