経営者の皆さん、マネージャーの皆さんは、新規に採用する社員にどのような資質や能力を求めておられますか?
私も多くの企業と関わらせていただいておりますが、各企業の発展段階によって、社員に求めるものは違うように思います。
計画力、発信力、規律性、柔軟性、創造力、課題発見力、情報把握力・・・
各段階で必要だと思われる能力はたくさんあります。
厚労省のサイトでは「社会人基礎力」として12の能力を上げています。
その中で、企業が採用選考時に最も重視する能力は「主体性」だそうです。
主体性とは、物事の目的を徹底的に考え、目的のためにはリスクを負う覚悟を持ち、自ら行動する力です。
主体性がある社員は、時に周りを巻き込みながら、新しいことに取り組みます。
失敗も貴重な経験となり、次の展開に役立ていきます。
皆さんの組織に、主体性のある社員はどれくらいおられるでしょうか。
主体的であるためには、土台となる「自分への自信」「自己効力感」が不可欠です。
主体性のある社員が少ないと感じられるのであれば、ぜひ、社員に自信を持たせるよう関わってみてください。
結果は行動に現れます。
変化に柔軟に対応できる組織であるために、主体性のある社員を育てていきましょう。